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TOEIC満点者が徹底レクチャー!TOEIC part3で満点取る方法

TOEIC part3の概要

問題型式

リスニングとライティングの2セクションから成るTOEIC。7つあるパートのうちpart3はリスニングの会話問題です。

part2は1つの質問文に適切な答えを1つ選ぶ「一問一答」でした。part3は、これを応用した問題形式です。内容は、複数人による会話のやりとりを聞いて、その内容に関する質問に3問答えます。設問は問題用紙に印刷されていますので、文字からヒントを得ることが可能です。

part3では、問題と答えを先にチェックしておくことが、焦らず正解率を上げるポイントと言われています。回答はTOEICの他のパートと同じ四択問題です。もし、内容が聞き取れず答えが分からなくてもじっくり考えることはやめましょう。次の問題の答えとなる内容を聞き逃さないためです。

part2は、part3の解き方基本になっているためpart2が正解できていないとpart3で得点することは難しいです。part2をしっかり攻略してからpart3、そしてpart4にとりかかりましょう。

問題数

part3の問題数は39問です。長めの会話のやりとりが13個あり、それぞれに3問ずつ問題があります。

TOEICのリスニングセクションは全部で100問あるので、およそ4割がpart3から出題されているのです。しかし、part3、4はリスニングセクションの難関パートと言われています。

目標時間配分

part3の目標時間配分は約17分です。39問で17分なので1問につき27秒前後が目安です。

ただ、リスニング問題は音声に沿ってすすめていくので、自分でペースのコントロールができません。その分、「早く解かなくちゃ!」と焦る必要もありません。流れてくる音声のスピードについて行くには、問題を先読みすることがキーポイントです。

また、最初に流れる約50秒のアナウンスも無視して大丈夫です。音声の流れに任せて1問ずつクリアしていきましょう。

 

TOEIC part3の解き方の基本

part3の基本的な解き方を紹介します。part3も他のリスニングセクションと同じように、音声を聞いて4つの選択肢から正しい答えを1つ選んでいくスタイルは変わりません。問題となる内容は2、3人の会話文か図表のある会話文です。

1つの音声に対して問題は3問あります。この音声がだいたい30秒程と比較的長い会話なので、音声が流れてくると同時に内容を瞬時に理解していく必要があります。

そんなことからpart3はTOEICの全7パートの中でも難関と言われています。考えてみてください。そんな長文の会話を聞きながら内容を理解し、質問を読み、正しい答えを見つけていくのですから、ハードルが高くて当たり前ですよね。

そんなpart3を解くコツは問題(と答えの選択肢)の「先読み」です。もちろん、リスニング力や語彙力、判断能力などが試されるのですが、これらはスキルとして磨くことができます。

しかし、これらがpart3で高得点を取るスキルかと言うと、完全にYESではありません。part3は、「聞く・読む・考える・答える」を同時進行するから難しいのです。この4つの中から1つ(もしくは2つ)でも先に済ますことができればハードルは下がりますよね。そのためには問題を「先読み」する技術を身につけなくてはなりません。

  1. part3に入るとまず約30秒の説明が流れます。ここは無視して問題ありません。
  2. その間にまず2問だけ、質問(余裕があれば答えの選択肢も)に選択肢に目を通します。
  3. 本文が流れてきたらその2問に集中して答えを探します。

これを繰り返していくこと(先読みすること)で、余裕を持って音声に集中することができるのです。

 

TOEIC part3のココが苦手①

リスニングが苦手

TOEICのpart3では、約30秒もの間他人の英会話(音声)を聞くだけでなく、それに対する問題を3問も解かなくてはいけません。

リスニングを苦手とする私達日本人にとって、30秒のリスニングはかなり酷です。これを13問、約17分に渡り繰り返すのですから、考えただけでも気が遠くなりますね。

TOEICのリスニングに特化して言えば、気合を入れて全神経を耳に集中させているにも関わらずほとんど内容が入ってこない、何を言っているのかサッパリ分からない、と言った声をよく聞きます。

特に、TOEICには、普段私達が聞き慣れているアメリカ英語やイギリス英語だけでなく、中国系やインド系など様々な訛りのある英語の音声が採用されています。国や訛りによって発音も違ってくるので、緊迫している中でのリスニングは至難の業です。

では、こんなに苦痛なリスニングで冷静にかつ確実に正解率を上げるためにはどうしたら良いのでしょうか?

英語耳を鍛えることが重要

リスニング力を鍛えるには「英語耳」を作ることが大切です。英語を聞かずして英語が聞こえるようになるワケがありません。

赤ちゃんを想像してください。赤ちゃんは、ママやパパが話しかける言葉を真似して喋るようになりますよね。ひらがなやカタカナを教えなくても、その言葉の意味が分からなかったとしても、お手本となる音さえあれば言葉を習得できるのです。

これは、私達大人や外国語を学習している人にも全く同じことが言えます。例えば、タイ語を読める日本人は少ないですが、「こんにちは」は「サワディカー」であることを知っている日本人は多いです。「サワディカー」を耳にしたことがあるからです。もしもっと日常的に耳にするタイ語があれば、私達はそれを読んだり書いたりできなくても言うことはできるでしょう。

TOEICに限らず英語のリスニングも同じです。意識的に英語の音声を日常に取り入れて、英語の音に慣れなくてはいけません。洋楽や海外ドラマを毎日聞いたら良いんだ!と思った方も多いのではないでしょうか。はい、日常会話や英会話を習得したければこのようなエンターテイメントから始めると楽しくて効果的でしょう。

しかし、TOEICでスコアを伸ばしたい場合はどうでしょうか?

TOEICが目的の場合、残念ながらこれだけでは得点は稼げません。なぜなら、TOEICに特化した単語や表現を知っておく必要があるからです。

TOEICはビジネス英語の試験です。そして、問題にはパターンや特徴があります。TOEIC対策用の問題集や参考書などを繰り返し解き、TOEICに適した「英語耳」を鍛えましょう。

おすすめ問題集(参考書orアプリ)

 

TOEIC part3のココが苦手②

内容理解が苦手

無事、質問文と回答の3つが聞き取れてもまだ安心はできません。なぜなら、TOEICは正しい答えを選んで初めてポイントが加点されるからです。

TOEIC part3の設問の中には、どれが正しい答えなのかが瞬時には判断できない「ひっかけ問題」が隠れているからです。例題を見てみましょう。

Did Tom get a promotion?(トムって昇格したの?)

A: From 10 O’clock.(10時からです。)
B: Yes, he did.(うん、したよ。)
C: I’m fine.(元気です。)

この選択肢なら正解は明らかにB: Yes, he did.ですね。しかし、回答の選択肢が以下の3つならいかがでしょうか?

A: From 10 O’clock.(10時からです。)
B: Jason may know.(ジェイソンが知ってるかも。)
C: I’m fine.(元気です。)

文字に頼ることが重要

TOEICpart3の問題用紙には、問題と答えの選択肢が記載されています。もちろん、音声で流れてくる会話文は記載されていませんが、問題と答えから会話の内容が想像できてしまうんです。

おすすめ問題集(参考書orアプリ)

TOEICのリスニング問題の特徴や、英語の音などが記載されている問題集が「TOEICテスト リスニング プラチナ講義」です。

リスニングセクションでよく使われる表現や、各partの解き方などが丁寧に解説されています。700点を目指すTOEIC初心者用の問題集として出版されていますが、リスニングそのものだけでなくTOEICを効率よく解くための解説も多く、TOEIC上級者にもおすすめできる1冊です。

 

TOEIC part3のココが苦手③

正しい答えの選択が苦手

文字を見たら完璧に理解できるのに、音声だけだと何を言っているのか全く聞き取れない。こんな経験ありませんか?これはTOEIC受験に限ったことではありません。

海外旅行先でネイティブの発言に何度も聞き返す、海外ドラマは字幕がないと内容が分からない、洋楽は歌詞を見ないと聞き取れない…これらは全て、リスニングを不得意とする日本人の典型です。

そしてこの現象は、耳が英語の音に慣れていないため、文字と言うヒントを活用せずには英語の音が拾えないのです。そして、仮に音が拾えていても、その音がどんな文字と繋がるのかが分からないためにサッパリ理解不能になってしまうのです。

TOEIC part3で点数を稼ぎたいのなら、このリスニングの聞き取り問題を克服する必要があります。もしくは、全ての英文を完璧に音で理解できなくても良いです。少なくとも最初の音だけでも文字とリンクできるようになるなど、リスニング力を改善しなくてはいけません。

時間を意識した練習が重要

リスニングが上手くいかない人には主に3つの理由があります。

  1. 音と文字を繋げられない
  2. 語彙力の不足
  3. その両方の掛け合わせ

これらの理由からも推測できるとおり、リスニング力を鍛える上で語彙力は必要不可欠です。TOEICのリスニングセクションの音声は、自分が好きなだけ何度でも繰り返し聞くことができるようなシステムではありません。ワンチャンスで音と文字をリンクさせる必要があります。

例えを見てみましょう。音声の中に「ノクターナォ」が聞こえたとします。しかし、この単語は初めて聞くもの。意味が分かりません。なぜでしょうか?

それは、「ノクターナォ」と言う言葉が存在すること、そしてそのスペルが noctuernal だと言うことを知らないからです。これでは、せっかく聞き取れた(であろう)のに、その単語そのものが自分の知識にインプットされていないため、それを文字にするはもちろん意味も見つけることもできません。加点制のTOEICにとってこのようなケースの1問は大きな失点です。

また、こんな場合はどうでしょうか?問題の音声は「ワッジュライトゥドゥリン?」と聞こえました。しかし、これを文字に起こすことができず、全く意味が分かりません。何と言っているのでしょうか?これは What would you like to drink?と言っています。

英語は単語と単語が繋がって聞こえることが多々あります。分かりやすい例は Come on.です。日本人も馴染のある表現なのでみなさん「カモン」と言いますが、単語別に読むと「カム オン」ですよね。全ての英文に同じルールがあてはまります。この繋がって聞こえる(言う)ルールを「リンキング」と言います。

このように、語彙力を増やしてリンキングを理解しておけば、リスニングが少し楽になりますよ。

 

おすすめ問題集(参考書orアプリ)

TOEICに必要な語彙力を増やしたいなら、「公式TOEIC Listening & Reading 問題集2」がおすすめです。

TOEICを制作しているEducational Testing Service(ETS)が発行しているこの問題集のリスニング問題は、本番と同じスピーカーの音声が収録されています。

また、TOEICの得点に繋げるためには、むやみやたらに語彙を身に着けるのではなくTOEICで良く使われる単語や表現を覚えることが近道です。