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TOEIC満点者が徹底レクチャー!TOEIC part2で満点取る方法

TOEIC part2の概要

問題型式

TOEICのpart2はリスニングの応用問題です。

part2はTOEICで唯一回答の選択肢が3つしかないパートなんです。また読み上げられる文章(質問)もWhere is the next meeting at?の様に短いことが特徴です。しかし、その分、ひっかけ問題も多いことでも有名なパートと言えるでしょう。

part2で測定されるあなたの英語力は主に2つ。「リスニング能力」「応答判断力」です。「リスニング能力」はその名ととおり、短い文章を正確に聞き取れるかが問われます。「応答判断力」は、正確に聞き取った質問に対して、紛らわしい返答にひっかかることなく正しい回答を瞬時に判断できるか、が問われます。

問題数

part2の問題数は25問です。リスニングの設問は全部100問なので、part2は全体の1/4を占めるていることになります。ひとつひとつの問題は短く一問一答スタイルです。

目標時間配分

part2の目標時間配分は9分です。25問で9分ですので、1分間に2~3問解くイメージです。

ただ、リスニング問題は音声に合わせて問題を解き進めます。そのため、問題を解くスピードを個々に変更することができません。どんなに早く先に進みたくても、音声を待たなくては問題も答えも分からないのです。逆に言えば、スピードを気にする必要がないので問題に集中できると考えて良いでしょう。

 

TOEIC part2の解き方の基本

part2は、音声で流れる短い質問とそれに対する3つの選択肢からなる回答を聞き、正しい回答を1つ選ぶ形式です。問題用紙には設問に関する文字や文章は全く書かれていません。よって、流れてくる音声と自分の耳だけを頼りに全25問を解き進めなくてはいけません。

TOEIC全7パートのうち、part2は比較的簡単にスコアアップを実現できるパートと言われています。そう言われている理由は、問題の質問文が簡単な単語で構成されていて且つ文章も短いので聞き取りが簡単なこととTOEICの中で唯一三択問題であるからです。TOEICの問題にはパターンがあるので、そのパターンを知れば戦略的にpart2に臨めます。

また、part2で使われる問題は5W1H(what, where, when, why, who, how)で始まる質問文です。それぞれの問題の最初を聞き逃しさえしなければ、回答は簡単に見つけることができます。

それでは、問題の具体例を見てみましょう。

When is the next interview?(次の面接はいつですか?)

A: At the same time.(同じ時間です。)
B: It’s on next Tuesday.(次の火曜日です。)
C: I will go ti another interview.(また面接に行きます。)

質問に対する正しい回答はB: It’s on next Tuesday.(次の火曜日です。)ですね。

 

TOEIC part2のココが苦手①

質問文の聞き取ることが苦手

part2を苦手としているTOEIC受験者の多くから、問題の質問文が聞き取れないと聞きます。たくさんの内容が一気に流れてくるならまだしもpart2はたった1行の短い文章。簡単に聞き取れるはずと思っていたのに、この1文が意外と聞き取れなくて衝撃を受けます。

文字で見ると簡単で、TOEICを受けようとしている人なら誰にでも分かりそうな単純な内容のはずなのですが、聞き取れない原因はどこにあるのでしょうか?

当然、質問文が聞き取れなかったとなると、たとえ答えとなる音声が全て聞き取れたとしても、正しい答えを選択することはできません。3択問題と言えど、当てずっぽうで25問をやりすごすなんて以ての外です!

このように、問題の文章が聞き取れないと言うことは、part2でスコアアップを目指すには致命的なんです。

全てを聞き取ろうとしないことが重要

TOEIC part2で問題を正確に聞き取り正解をとなる回答を見つけだすには、どうしたら良いのでしょうか?

それは、全ての文章を聞き取ろうとしないことです。

「たった1文しかない問題を、全部聞かずに本当に答えが分かるの?」と思った方も多いことと思います。そして、part2が攻略できずに苦しんでいるTOEIC受験者の多くは、全文をしっかり聞き取ろうとしているんです。

part2の問題文は、最初の言葉(文頭)に全神経を集中させてください。英語の疑問文では、最初に使われている疑問詞が5W1Hのどれなのかが分かれば答え探しはとっても簡単になります。

例題を見てみましょう。

Where is David’s new office?(デイビッドの新しい事務所はどこですか?)

A: By 3:30.(3:30までです。)
B: On the 4th floor.(4階です。)
C: Congratulations.(おめでとうございます。)

正解はB: On the 4th floor.(4階です)ですね。

where(どこ)を聞き取ることができれば、David(デイビッド)や new office(新しい事務所)が聞き取れなくても、探すべき答えは明らかです。

しかし、new office(新しい事務所)だけ聞き取れた場合はどうでしょう?「3:30までに事務所に行かなきゃいけないのかな?」「事務所を移転したからお祝いかな?」など、憶測ばかりが広がりどれも確信に繋がりません。

したがって、質問文に答えるためには文頭に注目することが正解へのカギなんですよ。

おすすめ問題集(参考書orアプリ)

聞き取りの特訓におすすめのアプリは「TOEICテストリスニング360問」です。

このアプリは、App Storeの教育部門で1位を獲得したことがある、多くのTOEIC受験者に支持されているアプリです。リスニングpart1とpart2の両方をカバーしています。

問題レベルが600点、730点、860点の3つに分かれているので、自分の目標スコアに合わせた練習が可能です。またそれぞれのレベルに用意されている問題数はたっぷり120問。

このアプリ1つでリスニング対策は十分と言っても過言ではありません。

 

TOEIC part2のココが苦手②

正しい答えを選ぶことが苦手

無事、質問文と回答の3つが聞き取れてもまだ安心はできません。なぜなら、TOEICは正しい答えを選んで初めてポイントが加点されるからです。

TOEIC part2の設問の中には、どれが正しい答えなのかが瞬時には判断できない「ひっかけ問題」が隠れているからです。

例題を見てみましょう。

Did Tom get a promotion?(トムって昇格したの?)

A: From 10 O’clock.(10時からです。)
B: Yes, he did.(うん、したよ。)
C: I’m fine.(元気です。)

この選択肢なら正解は明らかにB: Yes, he did.ですね。しかし、回答の選択肢が以下の3つならいかがでしょうか?

A: From 10 O’clock.(10時からです。)
B: Jason may know.(ジェイソンが知ってるかも。)
C: I’m fine.(元気です。)

ひっかけ問題に注意することが重要

上記の回答の選択肢はTOEIC part2でよく出題される「ひっかけ問題」の例です。解説を交えながら、なぜ「ひっかけ問題」と言われるのかを解きほどいていきましょう。

問題文である Did Tom get a promotion? この疑問文を聞いた時点で、私たちの頭の中にはYesかNoから始まる回答が浮かびますよね。これはとっても自然な反応です。

ところが、この3つにはYesもNoもありません。そうなると、選択肢をパっと聞いただけではどれが正解か分かりません。

こう言った問題を解く場合、私達が学生の頃に学んだ英語の先入観を取り除く必要があるんです。

この例題は、B: Jason may know.(ジェイソンが知ってるかも。)が正解です。会話のキャッチボールとして成り立つ返答がB: Jason may know.(ジェイソンが知ってるかも。)しかないからです。

ただ、この例題を見て質問と答えが瞬時に結びつけられた人は何人いるでしょうか?しかも、実際のTOEIC受験では、文字のヒントがなく緊張した状態で音声だけを頼りに、このプロセスを瞬時に脳内で判断しなくてはいけないのですからクセモノですよね。

このように、TOEIC part2では「英語の会話中の判断能力、適応能力」が試されるのです。これが「ひっかけ問題」です。

明確な返答ではないかもしれないけど、会話として成り立つ回答を選べるように日頃から柔軟な英語脳を鍛えると良いでしょう。

おすすめ問題集(参考書orアプリ)

TOEICのリスニング問題の特徴や、英語の音などが記載されている問題集が「TOEICテスト リスニング プラチナ講義」です。

リスニングセクションでよく使われる表現や、各partの解き方などが丁寧に解説されています。700点を目指すTOEIC初心者用の問題集として出版されていますが、リスニングそのものだけでなくTOEICを効率よく解くための解説も多く、TOEIC上級者にもおすすめできる1冊です。

 

TOEIC part2のココが苦手③

リスニングそのものが苦手

文字を見たら完璧に理解できるのに、音声だけだと何を言っているのか全く聞き取れない。こんな経験ありませんか?これはTOEIC受験に限ったことではありません。

海外旅行先でネイティブの発言に何度も聞き返す、海外ドラマは字幕がないと内容が分からない、洋楽は歌詞を見ないと聞き取れない…これらは全て、リスニングを不得意とする日本人の典型です。

そしてこの現象は、耳が英語の音に慣れていないため、文字と言うヒントを活用せずには英語の音が拾えないのです。そして、仮に音が拾えていても、その音がどんな文字と繋がるのかが分からないためにサッパリ理解不能になってしまうのです。

TOEIC part2で点数を稼ぎたいのなら、このリスニングの聞き取り問題を克服する必要があります。もしくは、全ての英文を完璧に音で理解できなくても良いです。少なくとも最初の音だけでも文字とリンクできるようになるなど、リスニング力を改善しなくてはいけません。

文字と音を繋げることが重要

リスニングが上手くいかない人には主に3つの理由があります。

  1. 音と文字を繋げられない
  2. 語彙力の不足
  3. その両方の掛け合わせ

これらの理由からも推測できるとおり、リスニング力を鍛える上で語彙力は必要不可欠です。TOEICのリスニングセクションの音声は、自分が好きなだけ何度でも繰り返し聞くことができるようなシステムではありません。ワンチャンスで音と文字をリンクさせる必要があります。

例えを見てみましょう。音声の中に「ノクターナォ」が聞こえたとします。しかし、この単語は初めて聞くもの。意味が分かりません。なぜでしょうか?

それは、「ノクターナォ」と言う言葉が存在すること、そしてそのスペルが noctuernal だと言うことを知らないからです。これでは、せっかく聞き取れた(であろう)のに、その単語そのものが自分の知識にインプットされていないため、それを文字にするはもちろん意味も見つけることもできません。加点制のTOEICにとってこのようなケースの1問は大きな失点です。

また、こんな場合はどうでしょうか?問題の音声は「ワッジュライトゥドゥリン?」と聞こえました。しかし、これを文字に起こすことができず、全く意味が分かりません。何と言っているのでしょうか?これは What would you like to drink?と言っています。

英語は単語と単語が繋がって聞こえることが多々あります。分かりやすい例は Come on.です。日本人も馴染のある表現なのでみなさん「カモン」と言いますが、単語別に読むと「カム オン」ですよね。全ての英文に同じルールがあてはまります。この繋がって聞こえる(言う)ルールを「リンキング」と言います。

このように、語彙力を増やしてリンキングを理解しておけば、リスニングが少し楽になりますよ。

おすすめ問題集(参考書orアプリ)

TOEICに必要な語彙力を増やしたいなら、「公式TOEIC Listening & Reading 問題集2」がおすすめです。

TOEICを制作しているEducational Testing Service(ETS)が発行しているこの問題集のリスニング問題は、本番と同じスピーカーの音声が収録されています。

また、TOEICの得点に繋げるためには、むやみやたらに語彙を身に着けるのではなくTOEICで良く使われる単語や表現を覚えることが近道です。