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【実際に使ってみた】キクタンのすばらしさを解説するよ

自己紹介

ECC受講歴9年、大学生時代には3カ月間のアメリカ留学経験もある社会人三年目の男性。
将来的な海外赴任がある企業に入社をするものの、業務に忙殺され英語の勉強からしばらく離れる。仕事に慣れてきたこともあり、学生時代にも勉強していた英検に挑戦することで、将来的な海外赴任に備えようとしている。

 

キクタンとは

キクタンとは、「聞いて覚える」ことを重視した単語・熟語集です。

キクタンシリーズでは、学習者が目的に応じて使い分けられるよう、大学受験用、TOEIC用、英検用などが存在します。また、掲載されている単語・熟語は過去問題を分析しているため、頻出度の高いものが多くまとめられています。

キクタンの最大の特徴は、1つの単語・熟語につき、「定義」→「フレーズ」→「センテンス」の3回の音読に加え、CDでも音声が3回繰り返されることです。頻出度が高い単語・熟語を聞いて覚えることに特化することで、最短で語学の取得をすることができます。

今回は、「キクタン 英検準1級」を例に取り上げ、解説をしたいと思います。

 

キクタンがおすすめな人・おすすめでない人

キクタンがオススメな人

  • 英語学習をこれから始める人
  • 耳から覚えることが得意な人
  • 効率的に単語や熟語を取得したい人

キクタンがオススメでない人

  • 「聞く」ではなく、「書く」ことで覚えたい人
  • 音読が嫌いな人
  • CDを聞く時間がないほど多忙な人

多くの方が学生時代に英単語帳を使用してきたと思いますが、単語帳やCDの活用法が分からなかったという方も多くいるのではないでしょうか?

キクタンでは単語・熟語を「完全にマスターする」ために本の中で様々な仕掛けが設けられています。これまで単語帳に手を出してきたけれども、挫折してしまったという方、これから英語の勉強を始める方には非常にオススメです。

 

キクタンの良い点

一日の学習量が決められている

「キクタン 英検準一級」では、計1,120ヶの単語・熟語を10週間で取得するために、1日の勉強量が決められています。

本書の1日の学習量は16ヶの単語・熟語。毎日の生活に大きな負担を与えることなく、勉強を継続することができます。本書の指示に従うことで無理なく継続的な勉強をすることができるため、計画的に勉強をすることが苦手な方にとっては非常に助かるのではないでしょうか。

また、日々の勉強に時間を割くことができない人にとっては「聞くだけモード」と呼ばれるモード学習も用意されております。学習者のライフスタイルに合わせて勉強ができる仕組みが設けられていることで、どのような方であっても勉強の継続ができます。

リスニングスキルが伸びる

英検にとどまらず、大学受験やTOEICにおいてもリスニング試験が課せられています。多くの英語学習者にとって、どのようにしてリスニング力を伸ばせば良いのかわからないということは共通の悩みではないのでしょうか。

キクタンでは「聞いて覚える」ことをコンセプトに置いているため、CDの音声と合わせて単語・熟語を発音することが強く推奨されています。

CDの音声に合わせて同時に発音をする学習法は「オーバーラッピング」と呼ばれています。単語・熟語学習の一環として、「オーバーラッピング」を取り入れれば、リスニング能力の強化のみならず発音の強化にもなります。

一つの単語で熟語、フレーズも覚えることができる

多くの英単語帳では、一つの単語に動詞や名詞などの場合の意味までしか載っていない場合が見受けられます。しかし、キクタンでは一つの単語に動詞や名詞の場合などの意味のみならず、フレーズでの使い方や、文章の中での使い方も掲載されています。

そのため、忙しいビジネスマンの方などにとっては、まさに一石三鳥で効率的に単語・熟語の記憶への定着を図ることができます。

また、ページ下には前日に勉強した単語の一覧が記載されています。ただひたすらに勉強をしても記憶は定着せず、前日の復習を行うことで記憶の定着を図ることが大切です。テスト形式で前日に勉強した単語・熟語の確認ができることは、とても助かりますね。

 

キクタンの悪い点

設定されている1日あたり学習単語数が多い場合がある

「キクタン 英検準一級」では、計1,120ヶの単語・熟語を10週間で取得するために、一日あたりの単語・熟語の学習量が16ヶと定められています。

しかし、1日で16ヶの単語を学習し、翌日に記憶できているか確認をし、覚えていない場合には再度勉強をすることは、勉強が苦手な方にとっては難しいかもしれません。

キクタンでは効率的な学習を目標としています。しかし、キクタンで定められている学習量が多いと感じた場合には、自分自身の負担にならない範囲で調整をし、肌に合う勉強法を確立していくことが大切ではないでしょうか。

単語や熟語の学習量が徐々に多くなってしまう

一日の勉強パターンとしては、前日に勉強した単語・熟語のテスト→今日の単語・熟語の意味の確認→フレーズの確認→文章での使用方法の確認となります。

10週間、つまり70日間この勉強パターンを繰り返すことになるため、徐々に勉強した単語・熟語の確認量が多くなり、途中で挫折をしてしまう可能性があります。

日々の継続が語学の勉強では大切ですが、時には息抜きも重要です。ある日は新しい単語・熟語の勉強をするのではなく、これまでに勉強した単語・熟語の確認をするなど、勉強を挫折しないような工夫が必要です。

覚えなければならない情報量が多い

前述したように、キクタンでは一つの単語に動詞や名詞の場合などの意味のみならず、フレーズでの使い方や、文章の中での使い方も掲載されています。初めて英語の勉強を開始される方や、いわゆる完璧主義の方ですと、掲載されている情報を全て覚えないといけないと感じられるかもしれません。

しかし、最低限覚えなければいけない単語・熟語の意味は蛍光オレンジ色で強調されています。1周目はまずは基礎的な意味のオレンジ色の部分だけを覚え、2周目以降に付随する単語・熟語の発展的な意味を覚えていくことも勉強戦略の一つです。

効率的な勉強を進めるためにも、まずは基礎的な意味をしっかりと覚えていくことが大切ではないでしょうか。

 

キクタンの評判

 

実際に使ってみた

キクタンの厚みは約2cm。大きさも文庫本の新書サイズが少し大きくなった程度であるため、カバンに入れても苦労はしません。

CDは2枚付属しています。キクタンでは聞くだけモード、しっかりモード、かんぺきモードの3つの学習モードが用意されています。忙しい方から完璧主義の方まで、それぞれに合った学習モードが用意されているため、自分自身の都合に合わせて学習を進めることができます。

ページの各部に学習者を助けるために、復習テストやキャラクターによる勉強のヒントなどといった仕掛けが用意されています。これらの仕掛けは、他の単語帳にはないまさにキクタン最大の特徴です。

次に、「聞くだけモード」を例にした使い方も見ていきましょう。

 

使い方の説明

コンテンツは画像の通りです。単語・熟語の種類と頻出度別に構成がされているため、無駄のない勉強をすることができます。

見開きのページは画像の通りです。黒字と蛍光オレンジの2色で構成されているため、非常に見やすいです。また、一つの単語に動詞や名詞などの場合の意味も記載されているため、複数の単語帳に手を出す必要が全くありません。

Check1…単語の意味
Check2…フレーズでの使い方
Check3…例文

聞くだけモードはCheck1、しっかりモードはCheck1,2、かんぺきモードはCheck1,2,3を勉強することが指示されています。聞くだけモードのときは左ページのCheck1だけを勉強すればいいので、分かりやすいですね。

勉強が終わったら、翌日も新しい勉強をしましょう。キクタンでは、新しい勉強をする前の復習テストとして、ページ下部には前日に学習した単語・熟語が記載されています。

前日の復習ができるため、効率的に記憶の定着を図ることができます。覚えていなかった単語・熟語については、チェック欄にレ点を入れて、再度復習をしましょう。

ページの右上部分に学習モード別の指示が記載されています。適宜学習モード別の指示を確認することができるため、学習漏れをすることがありません。

ページ右上には、キャラクターによる勉強のヒントが記載されています。勉強をする前に確認をすることでモチベーションをアップさせることも大事です。時には応援コメントもあるため、くじけずに勉強をすることができます。

 

効果の実感はいかに…

将来的な海外赴任がある企業に入社をしましたが、業務の繁忙さを理由に一度は英語の勉強から離れてしまいました。そうした中でキクタンと出会いましたが、ページの随所にある勉強がしたくなる仕掛けには驚かされました。

まさに、初めて英語を勉強した時のわくわく感を感じてしまうほどでした。英語を話すときには、やはり単語量が多ければ多いほど、実りのある英会話をすることができます。この記事を読んでいらっしゃる方の中にも、これまで多くの単語帳に手を出してきたものの、途中で挫折をしてしまったという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は英検受験を目標として、キクタンを使って1ヶ月ほど勉強をしていますが、幸か不幸かさぼった日はこれまで1日もありません。英語は継続的な勉強が大事です。英語を継続的に勉強できる仕掛けが随所にあるため、しっかりと効率的に英語を勉強したい方にはとてもオススメできる1冊です。

 

キクタンの種類一覧~レベル毎~

Entry2000

CD付 改訂版 キクタン【Entry】2000 (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)
対象レベル 中学3年生~高校1年生、英検4~3級、TOEIC300~400点
収録語数 520
1日の学習 8語

英語の基礎となる英単語をしっかりと固めたいという人におすすめの入門編の教材です。
これだけは確実に覚えたいという基本単語を始め、大学受験の基礎レベルも掲載しています。
1日の目標学習語数も8単語のみなので、無理なく始めることができます。

そのため、Entry2000は特に中学生におすすめできるレベルです。
また、1から英語を学びなおしたいという社会人もこのレベルから始めるといいでしょう。

Basic4000

対象レベル センター~中堅私大、英検3~2級、TOEIC350~600点
収録語数 1120
1日の学習 16語

最新の大学入試に基づいて単語が厳選されているBasic4000では、センター試験~中堅私大レベルに対応した英単語を身に付けることができます。
大学受験の基礎レベルになるので、受験を控えた高校生以外にも、普段の学内テスト向けとしても活用することができます。

また、改訂版では長文問題も含まれているので、リピーティングやシャドーイングもすることができます。そのため、英語の独特なリズムをつかむだけではなく、文章の中で発音がどう変化するかも学ぶことができます。

Advanced6000

対象レベル センター~難関大学、英検準2~準1級、TOEIC470~800点
収録語数 896
1日の学習 16語

Advanced6000は、Basic4000と構成は同じで、扱っている単語のレベルのみ異なります。
難関レベルまでカバーしているので、これに掲載されている単語をマスターすればセンター試験ではわからない単語で困ることもないでしょう。

TOEICも800点レベルまでカバーしているので、スコアアップを目指す大学生や社会人にもおすすめです。

Super12000

対象レベル 中堅私大~超難関大学、英検準1級~1級、TOEIC600点以上
収録語数 1120
1日の学習 16語

Super12000は、大学受験のみならず、日常生活で使える単語までカバーしている実用的な教材になります。
大学受験をゴールとせずにネイティブ並みの単語力を身に付けたいという人におすすめです。

レベルが高い分、実際の試験での出題率は他のものに比べて少なくなります。ですので、Advanced6000まで完璧にした上で余力があれば取り組むようにしましょう。

キクタンの種類一覧~ジャンル毎~

キクタンはシリーズ化しており、何を目標に単語を覚えたいかによって使い分けることができます。

TOEICシリーズ

キクタンの中でもTOEICでのスコアアップにフォーカスしたシリーズです。
このシリーズは英単語だけではなく熟語も収録しています。

それらの単語、熟語はTOEIC公式問題集や他社出版のTOEIC教材を分析したうえで厳選されており、本当にでる単語だけを学ぶことができます。
各書籍も目標スコアが500、600、800、990と設定されており、各レベルにあった英単語を習得することができます。

英検シリーズ

キクタンはTOEICに続いて英検にも対応しています。TOEICシリーズと同じように英単語と熟語が掲載されています。そして、それらは過去門を徹底的に分析したうえで厳選されたものなので、10週間で合格に必要な語彙を身に付けることができます。

また、単語は出題頻度順に掲載されているのも特徴です。
英検シリーズは英検3級から1級まで、それぞれの級ごとに出版しています。英検4級以上の場合は基本的な内容でカバーできるので、Entry 2000で学習をするのがおすすめです。

キクタンリーディング

キクタンリーディングは英文を掲載しており、長文の中で英単語を暗記することができます。
ですので、ある程度英単語を身に付けた後の教材となります。
長文の中で英単語を学ぶことで、前後の文脈から単語の意味を推測する応用力が身に付きますし、長文の意味をとっさに理解するため速読力も身に付けることができます。

このキクタンリーディングも【Entry】、【Basic】、【Advanced 】、【Super】などレベルごとに分かれています。
高校生レベルの長文読解問題対策になります。

キクジュク

キクジュクとは、英単語ではなく、熟語のみを掲載したシリーズです。
「聞くだけ」「+フレーズ」「+例文」の3段階モードで学習できるので、自然と頭に入っていきます。

熟語は前置詞”in”、”of”、”from”、”on”の違いを明確に覚えるのに苦労することも多いですが、耳で覚えてしまえば間違えることも少なくなります。

キクタン英会話シリーズ

日常で使えるすぐに使える表現を覚えたいという人におすすめなのが英会話シリーズです。
英会話シリーズには、【初級編】、【基礎編】、【おもてなし編】、【発展編】、【オフィス編】、【海外旅行編】などがあり、それぞれのシーンにあったものを選んで学習することができます。

この英会話シリーズで英文を丸ごと暗記してしまえば、毎回頭の中で英文を作る必要がなくなるので、すぐに英語を発することができます。
仕事で英語を使う人など、日常生活で実際に英語でコミュニケーションを取る機会が多い人はこのシリーズで学習するといいでしょう。

キクタン 医学部受験

英単語学習書籍としては珍しい医学部受験に特化した英単語集です。
同じ単語であっても、通常の文章での意味と医学系の英文では、違う意味でつかわれることがよくあります。
医学部受験専門のキクタンではそういった医学系ならではの英単語の使い方を網羅し、試験に出る976語を掲載しています。
医療から身体、生物、病気、科学、環境までカバーしているので、相当の知識が身に付きます。
また、医療関連では、【薬剤編】、【看護とケア編】、【診療と臨床検査編】、【症候と疾患編】など、さらに専門分野にカテゴライズした、キクタンメディカルシリーズもあります。

キクタンキッズ

キクタンキッズ 中級編
キッズ英語編集部
アルク

小さいうちから英語をしっかりと身に付けたいという人のために、小学生向けのキクタンキッズシリーズもあります。
幼児でも使える【初級編】から小学校高学年向けの【上級編】まで、小学生のうちに覚えておきたい英単語がまとめられています。小学生のうちから英検取得を目指す人にもおすすめです。

キクタンキッズと関連して、キクタン小学生、改訂版 キクタン 【中学英単語】 高校入試レベルもあります。

多言語シリーズ

改訂版キクタン韓国語入門編
HANA韓国語教育研究会
アルク

キクタンは英語だけではなく、その他の言語にも対応しています。
現在出版されているものは、韓国語、中国語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、タイ語、ロシア語、インドネシア語です。

また、通常のキクタンはアメリ