教材

【実際に使ってみた】スタディサプリのすばらしさを解説するよ

自己紹介

英語が話せるようになりたい!ともうすでに5年くらい思い続けている40代の兼業主婦です。英会話を始めようと思ったきっかけは、子供に習わせたいな、と思ったことです。子供にそろそろ英語を、と思い英会話教室に連れて行ったところ、外国人先生の言っていることがわからない!!自分は通うことができないのでなんとか独学で習得を試みています。

 

 

スタディサプリとは

スタディサプリイングリッシュはリクルートが開発した英会話学習アプリです。

PCでもスマホでも起動することができ、1分からの隙間時間に英語の勉強ができるという優れもの。既存の英会話教室のように教室に通う必要はなく、オンライン英会話のように予約する必要もありません。お風呂が沸くまでの5分でも、歯磨きする3分でも、自分が思い立った時にすぐに英語に触れられるのです。

学習内容は各レベルによって異なりますが、ストーリー仕立てになっているので続けやすいですね。レベルは1から7まであり、各レベル240ものストーリーで構成されていて、膨大な教材量を誇っています。

 

 

スタディサプリがおすすめな人・おすすめでない人

おすすめな人
  • コツコツとした作業が好きな人
  • 育てる系や集める系のゲームが好きな人
  • 仕事、家事に時間がとられて自分の自由な時間が少ない人

理由ですが、コースを進めていくとメダルがもらえて、これがゲーム感覚で進められるからです。得点によってメダルの色が違い、私なんかは「全部金にするぞ!」と繰り返し同じところをやって、なかなか先に進みませんが、こういう理由でも復習ができるので、やらされている感はありません。

おすすめでない人
  • 機械相手に話すのに抵抗がある人
  • 誰かに強制されないとできない人

発音練習がありますが、人相手でないとなんか恥ずかしい、自分の声を聞くのはイヤだと思っている人はやりづらいと思います。それとやるもやらぬも自分次第なので、強制力はありません。

 

 

スタディサプリの良い点

スピーキングができる

リスニングの教材はたくさんあると思うのですが、スピーキングができる教材は少ないと思います。スピーキングの練習を考えたときに、オンライン英会話で先生と話をする、というのが真っ先に思いつきますが、実際におためしレッスンを受けてみると、教材のスクリプトをロールプレイで読んで終わり、ということもありました。

そんな中でこのスタディサプリはスピーキングの練習パートが多くあり、瞬間的に英文を作って口に出すということができます。ただ読むだけではなく、自分で文を組み立てる練習もできるのです。聞いているだけではやはり話せるようにはならないと思うので、声に出して学習できるというのはとても大きな利点だと思います。

 

リスニングのスキルが伸びる

まず始めにリスニングのポイントに注意しながらストーリーを聞いて設問に答えます。ここはなんとなく話の流れが聞き取れていたら正解できます。

しかし次のパートのディクテーションは単語を記入するようになっているので、何と言っていたかというのをしっかり聞き取らないと解けません。「全体の意味がなんとなくわかる」というのと、「何と言っているかわかる」というのはずいぶん違いがあるんだなと思いました。なんとなく言ったことはわかっていても、それを再現しようとすると言えないものです。

ディクテーションをするようになってから、注意して英文を聞くようになり、リスニングの力がついてきたと思います。私はこのディクテーション部分が一番好きです。全文書き取りではなく、部分的に抜けている単語を記入するのですが、負担が少なく、続けられるところだと思います。

さらに「リスニングPlus」という教材もあり、こちらはディクテーションに特化した教材で、メイン教材のディクテーションで間違ったところ、聞き取れなかったところの問題点を解決するための物です。

聞き取りづらくなる原因として、「連結」「脱落」「同化」「短縮」「弱形」「変形」が上げられていて、それぞれの聞き取り強化練習をすることができます。

 

 

ディクテーションの方法はメイン教材のディクテーションと同じで、どのように音が変化しているかという解説を見ることができます。

 

ここだけでもリスニング力の向上が期待できます。

 

日常生活が教材になっている

今やっているところは主人公の男の子が好きな女の子のために、日本について学び直すというお話です。お寿司のことについて英語で説明するなど、外国のかたに日本を紹介する時に使えそうな会話です。

ストーリーの舞台は日常生活になっているので、私が普段、職場の人と話しているようなことが英語で出てくるのが嬉しいですね。そのすべてが会話の教材となっているので、多くの書籍にあるような例文集には載っていないあいづちがたくさんあるのも魅力です。

 

 

スタディサプリの悪い点

単純作業感があるため飽きやすい

ストーリーが楽しく、先が気になるとは言っても、やはりやることは同じなので作業的な感じがして、気合を入れないとやる気のない時にはすぐに飽きてしまいます。

  • リスニングからの内容理解クイズ
  • ディクテーション
  • スクリプトチェック
  • 発話して録音できるなりきりスピーキング
  • 瞬間英作文

毎回上記のような内容なので、英文が変わるだけでやることが毎回同じ。メダルを取るためとはいえ、なんとも作業感が強いのはいなめません。他の英語アプリに比べるとゲーム性が少ないと感じます。

 

実際に使ってみる場がない

とてもいい教材で、学習した文章を実際に使ってみたいのですが、私には外国人の友達がいないのです。実際に会話をしようと思うとオンライン英会話くらいしか使う場所が見当たりません。せっかく日常で使えそうな会話文が話せるようになっても、実際に使うことろがないのです。

以前やっていた「English Central」は数回のレッスンごとにフィリピンの先生と教材内容について、オンラインでレッスンを受けることができました。このようなシステムがあればもっといいのにと思います。

 

音声認識がいまいち

会話を実際に発音し、その発音をチェックしてもらえるのですが、この音声認識がいまいちに感じます。

スマホでの認識は問題なく使えていますが、PCでの認識ができないところがあるのです。PCとの相性もあるのかもしれませんが、私のPCでは文が長いと聞き取ってもらえるのに、1単語の文だと必ずといっていいほど「静かなところでもう一度」との判定が出て、認識してもらえません。

画像は「Really?」と発音したときのものですが、何度やってもこのような画面になり、OKが出ません。ここはスキップして先に進みますが、ちょっとイライラしますね。

スマホでは録音再生の音声がマックスにしても小さく、PCで録音・再生したほうが聞きやすいのですが、認識してもらえないところがあるので点数が低くなってしまいます。

 

 

スタディサプリの評判

 

 

実際に使ってみた

英語を話したくても、言いたいことがでてこないということが多々あり、こういうときにはどう言ったらいいのか、というのを学びたいと思っていました。

スタディサプリを実際に使ってみると、こう言えばいいのか!という表現がたくさん出てくるのです。
たとえば、

  • 気がつくと」は「before I knew it
  • 本当にそうでした」と相槌を打ちたいときは「It sure was.
  • せっかち」は「too quick

など、単語は簡単で知っているけれど、表現としては知りませんでした。自然な会話文なので、このような簡単だけど知らない表現がたくさん出てきて、オンライン英会話などで使えるな、と思っています。

 

使い方の説明

まず始めにそのレッスンのストーリーを聞き内容理解クイズをします。問題はリスニング画面に表示されているので、そのポイントに注意しながら聞き取っていきます。

 

クイズは選択式なので自分のレベルにあったレッスンなら、問題なく解けると思います。

 

 

その次にディクテーション問題が出ます。こちらはスマホ画面で、このように選択できる文字が決まっています。

 

 

PCだとこのような文字の選択性はなく、すべて入力するようになっています。次に会話文のすべてのスクリプトが出てくるので、ここで細かな表現のチェックや、次にあるスピーキングの練習をします。

 

 

私は会話の速度を速く設定しているので、その速度で話そうとするとかなり舌がもつれますが、何度も練習して同じスピードで言えるようにしています。ここで練習をしていると、次のスピーキングがかなり上手にできます。

この会話文チェックの時に、このストーリーの中で、重要な構文の説明が見ることができます。

 

 

ここで出た文がのちに出てくる瞬間英作文の基本文となるので使い方を見ておくと良いでしょう。

次はなりきりスピーキングで、キャラクターを選択し、その人の会話文を発音します。今回はエマとリクの会話で、エマを選択しています。

 

 

エマの番になるとこのように録音ボタンが出てきて、自分の発音を録音し、聞くことができます。

 

 

もちろんすべてのキャラクターを選択することもできるので、聞くだけではなく発語の練習もばっちりできますね。このスピーキングの時に字幕が英語か、日本語かを選択できるようになっていて、英語モードでの発語がスラスラできるようになったら、表示を日本語にし、英作文の練習もできるようになっています。

 

 

スピーキングのしめは、自分の声を聞いてみることです。なかなか恥ずかしいですが、意外に抑揚がないな、とか、ここの発音変だったな、と思いながら聞いてみましょう。

最後のレッスンはこのストーリーの中の重要表現マスターするというもの。前述した重要な構文ですね。1つの表現を使って数種類の文を作っていきます。

 

 

まず読む練習があり、それが終わると今度はスクリプトなしでのスピーキングです。

 

見て読むのは簡単だったけど、文字がなくなると急に難しくなるのが本当に不思議です。この英作文の繰り返しで、構文を使えるようになり、いざ会話する場面でも口から出てくるようになると思います。

 

効果の実感はいかに…

効果ですが、実感しているのはリスニング力が上がったことです!始めた当初は本当に聞き取れなくて、ディクテーションではスマホモードで、選択肢から当てをつけて回答する、という卑怯な答え方をしていましたが、最近はすんなり答えられるようになりました。

それとスピーキングの練習も積極的にしているおかげか、口がスムーズに動くようになりました。はじめはゆっくりモードで聞いていたのですが、あえて速いスピードにして慣れるようにしています。なかなか英語を使う機会がないので、この教材をしている中での聞き取りが良くなった、スムーズにいえるようになった、という実感しかないのですが、以前聞いていたスピードラーニングの音声がはっきりと聞こえるようになっていました。

それと普段使う機会がないので、頭の中で思った日本語を英語に訳してみるという作業を暇な時にやっています。その際に作れる文が多くなってきているのは確かです。これはスタディサプリで瞬間英作文をしているおかけだと思います。

 

 

スタディサプリの種類