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【完全保存版】TOEIC990点が教える!パラグラフリーディングのやり方

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パラグラフリーディングとは

パラグラフリーディングとは
まず、パラグラフリーディングとは、文章を構成する各段落の最初の一文を読み、その段落(パラグラフ)の要点をつかみながら、あるいは推測しながら文章を読み進めていくこと(リーディング)です。

ほとんどの長文は序論、本論、結論から成っていて、例えば、序論の段落では問題提起や主張が要点となります。本論の段落では具体的な例示や実験内容などが要点となることが多いです。

結論の段落では序論の段落で出た問題提起に対する答えや主張の繰り返し、まとめなどが要点となります。このように、段落ごとの要点を捉えながら読み進めること、つまりパラグラフリーディングをすることで、話の筋が見えてくるようになります。

また、パラグラフリーディングは段落ごとに読み進める中で、次の段落に何が書いてあるかを推測する一種の読解術でもあり、より理解力を高めたり、文章を読む速度を速くすることができます。

特に英文に出てくるfor exampleやin conclusionなどの表現は次に例示や結論が出てくることを示す「ディスコースマーカー」と呼ばれ、パラグラフリーディングにおいて大切な役割をします。

 

パラグラフリーディングのメリット

パラグラフリーディングのメリット

短時間で多くの情報が手に入る

パラグラフリーディングでは各段落の要点のみを知り、大まかな筋がわかればよいので、多くの文章を読みたいときや、時間をかけずに結論を知りたいときに有効的です。

例えば何かについてレポートを書いて提出しなければならないとき、情報・データ収集のためにいくつもの英文を手当たり次第に全てじっくり読んでしまっては時間がかかります。

また、読んでいる文章が自分のレポート作成に役に立つのかはわからないのに、時間を割くことはできません。しかし、パラグラフリーディングをすることで多くの情報・データを集め、使えそうなものだけを残し、じっくり読むことができます。

このように、パラグラフリーディングは効率性を求める方に向いた読解術なのです。

読解力テストで有効的

英文読解のテストでは、限られた時間の中で設問に対し正確に解答しなければなりません

しかし、文章を最初から最後まで全て読んでいては時間が足りなくなってしまったり、読み終わってから設問を解こうとするころには文章の最初の方の内容を忘れてしまっていたりといったことが起こり得ます。そんな時に、パラグラフリーディングが役に立つのです。

テスト開始と同時にパラグラフリーディングを始め、文章の大まかな筋を予測します。そして、設問に移り、実験に関する問いなら本論の段落を、作者の主張に関する問いなら序論の段落、もしくは結論の段落の中から探せばよいのです。こうすることで、時間を節約でき、解答を見直しが可能になります。

ライティング力向上にもなる

パラグラフリーディングで文の流れを追うことで、ほとんどの文章が同じような流れで書かれていることに気づくと思います。その理由は簡単で、読み手にわかりやすい構造だからです。

この理屈を、今度は自分が文章を書くときに使うことができます。例えば、序論、本論、結論というように明確に文章を構成するだけでも、文章を読んでもらう人に理解しやすくなり、自分の主張も伝わりやすくなります。

また、文章をどう書いたらわからないときも、自分が調べたことや考えたことを、文章の構造に当てはめていけば自然と文章の流れができてきますし、次に何を書けばよいのか、どんな情報が不足しているのかがわかってきます

このように、パラグラフリーディングで身につけたことは英語力向上に大いに貢献してくれます。

 

パラグラフリーディングのやり方

パラグラフリーディングのやり方

最初の段落の要点を探す

パラグラフリーディングでも、普通の読み方でも、まずは文章の始めの段落を見なければなりません。なぜなら、ほとんどの場合、最初の段落には問題提起や筆者の主張があるからです。言い換えれば「この文章は何について書かれているのか」ということが書いてあったり、予測できたりするということです。

例えば、「なぜ地球温暖化が起きているのか。」という問題提起があれば、それに対する調査や研究について本論で述べられて、結論でその原因がわかるのだろう、と予測することができます。

このようにあらかじめ文章の内容を知っておくことで、内容を理解しやすくなることはもちろん、長文に対する苦手意識が少なくなり、気持ちも楽になります。

 

最後の段落の要点を探す

最初の段落の要点を見つけたら、次の段落へ移るのではなく、最後の段落まで一気に飛びます。こうすることで、最初に見つけた問題提起に対する答えを先に見つけることができます。文章の最初と最後が繋がることで、文章の全容がより想像しやすくなるのです。

例えば最初の段落で見つけた「なぜ地球温暖化が起きているのか。」という問題提起に対して、最後に「二酸化炭素の排出量が増えたからだ。」と書いてあれば、おそらく気温や空気中の二酸化炭素排出量に関する実験やデータなどが途中で示されるのだろうと予想できます。

文章の全容がわかれば、あとは最初の問題提起から最後の結論に至るまでのプロセスだけに集中することができます。

段落順に要点を捉えながら読む

文章の全容がわかれば、あとは順番通りに段落ごとの要点をつかんでいくだけです。基本的には段落の一番最初と最後の文を読めばその段落で何が言いたいのかが書かれています。

ただ何となく文章中の情報を読むのではなく、「この段落では何を主張しているのだろうか。」と常に考えながら読み進めることが大切です。

これは、いつも必ず段落の一番最初と最後の文が要点となるとは限らないからです。そのため、もし何を主張したいのかがはっきりしない場合、飛ばさずに要点をつかめるまで読むことが大切です。

要点がわからないまま次に進んでしまっては話の流れがわからなくなってしまいます。どうしても要点がつかめない場合は、その段落だけは最初から最後まで普通に読んでみるのも一つの手です。

ディスコースマーカーを探す

ディスコースマーカーとは、普通「談話標識」と訳されるもので、文と文との関係を表す接続詞や前置詞、副詞などの単語や熟語表現のことをいいます。

このディスコースマーカーがパラグラフリーディングにおいて大切な役割を果たします。例えば、理由や原因を表すbecause、逆説がくることを示すbutやhowever、例示を表すfor exampleなどがよく使われるディスコースマーカーです。

ディスコースマーカーの後に大切な主張をされていることも多くあり、このような表現に注意を払いながらパラグラフリーディングをしていくことも大切です。ただし、必ずしもディスコースマーカーの後に要点となる文が来るとは限らないので、考えながら文章を読み進めていくことが必要となります。

要約をメモしていく

文章が長くなればなるほど、要点をつかむのが難しくなりますし、最初の方に何が書かれていくのか忘れてしまいます。そのため、読み直す時間をなくすためにも、メモを残しながら読むことをオススメします。

メモの取り方は様々で、英語でも日本語でも構いませんし、文章でも単語でも構いません。大切なのは、文章の流れに沿った要点を見直しやすくすることです。

そのため、もしテスト中などでメモを取る時間が確保できない場合は、大切な箇所に丸を付けたり線を引いたりすることで、重要な個所が目に入りやすくします。

もし、テストの設問に要約を求めるものがあれば、指定された言語である程度文章にまとめやすい形でメモを残すといいかもしれません。

音読筆者で理解力を高める

音読筆者とは文章を読み上げ、その後書き写すというものです。英語長文読解力を養成するための学習法として知られています。音読することで読むスピードが速くなり、書き写すことで理解力が向上します。

パラグラフリーディングができるようになるには、まず英文を正しく読めなければなりません。読解問題を解いて間違えたところの解説を読んで済ませる勉強法ではなく、正しい文章を声に出して、そして書いて身に沁み込ませるという勉強法です。

文章を書き写すことで、大事な部分が理屈だけでなく、多くのネイティブがそうであるように、感覚でもわかるようになってきます。ただし、一つの文章だけでなく、継続的に数をこなすことで初めて音読筆写の効果を発揮することができます。

同意語に注意する

英文では同じ単語を繰り返し何度も使うことを避ける傾向にあります。その場合、同じ意味の違う単語や熟語を使うことがよくあります。そのため、重要な個所を同じ意味の違う表現で繰り返す場合もあるため、同意語に注意することがパラグラフリーディングでは大切です。

ディスコースマーカーも同様に、譲歩だけでもbut、however、althoughなどと様々な表現を使うことが考えられるので、あらかじめ色々な表現を知っておくと良いです。

また、長文読解問題では難しい英単語や熟語をキーワードとして出題することがよくあります。そのため、パラグラフリーディングで要点をつかめても意味が分からなければ設問に答えられないので、単語力を鍛えることも必要となります。

精読して読解力を鍛える

パラグラフリーディングはテスト中などの時間が限られているときに有効ですが、練習なしにテスト本番でいきなりできる人はいません。そのため、自己学習で練習することが大切です。

パラグラフリーディングはそもそも、英語上級者向けの読解法であるため、まずは精読してある程度の読解力を築かなければ、正確に要点を汲み取ることは難しいです。精読して熟語、成句、文の単位で英語表現の構造を理解できて初めて文章という大きな単位の構造を理解できます。

そのため、自宅で練習したい場合、パラグラフリーディングをしてみた後に、文章を精読してより細かな構造を見極め、正しい要点を見つけることが効果的なパラグラフリーディングの鍛え方となります。

 

パラグラフリーディングのコツ

パラグラフリーディングのコツ

文章のパターンを見極める

文章にはパターンがあり、具体例を述べていくもあれば、二つ以上のものを比較するもの、賛成意見と反対意見を述べていくものなど様々です。そのパターンを見極めることで、話の流れを捉えることができます。

そのときに重要になっていくのが、やはりディスコースマーカーです。具体的ならfor example、比較ならin contrastなどといった表現に注意を払いながら読むことでパターンを推測し、筆者の主張をより効率的に把握していきます。

始めから迷うことなくパターンを判断することは難しいですが、数をこなしていくことで、より素早く文章のパターンがわかるようになってきます。色々な文章をたくさん読んで、判断力や推測力を鍛えていきましょう。

英語を訳さず理解する

パラグラフリーディングの目的は短時間で情報を集めることです。そのため、英文を読む際に日本語に訳さず読むことで、より時間が短縮でき、パラグラフリーディングの効果がでやすくなります。

英語と日本語では文構造が異なるため、訳しながら読んでしまうと、英文の後ろから前にと目が動いてしまい、読むのに時間がかかってしまいます。そのため、英語を英語のまま理解することが大切です。

それができるようになるには、まずは簡単な文章から始めることで英文を訳さず理解し、前から後ろへと読み進めていくことができます。

また、パラグラフリーディングそのものの練習に関しても、簡単なものから始めた方が、複雑なものを読むより要点がつかみやすく、コツをつかみやすいと思います。

要約を作るつもりで読む

パラグラフリーディングにまだ慣れていない方は、要約を作るつもりで文章を読み進めていくことをおススメします。要約を作ることを念頭に文章を読むことで、必然的に重要な箇所を探すようになります。

また、最後に完成した要約を読んでみて筋が通っているかを確認することで、自分が文章の筋をつかめているかがわかります。しかし、この勉強方法は、自分でできていると思っていても、客観的に自分の要約を要約を見てもらう方が良いです。

自分より何倍も英文を読んできた先生や英語ネイティブに添削してもらうことで、本当に要点をつかめているかを確認してもらいましょう。なぜ間違えたか考えることで、より読解力を身につけることができます。

 

パラグラフリーディングに最適な教材

参考書

『パラグラフリーディングのストラテジー』シリーズ 河合出版
英語長文読解対策の王道で、シリーズ3冊出版されています。パラグラフリーディングの方法についてはもちろんのこと、英文読解問題の間違った選択肢の作り方や要約問題の解き方などが収録されています。英語を英語のまま理解するために現代文を勉強するような感覚で学習できます。

『ディスコースマーカー英文読解』Z会
論理的な英語長文の読み方を徹底的に解説。ディスコースマーカーを機能別にまとめたハンドブックも付いています。大学入試、多読などを目的に勉強される方にピッタリです。

『英語長文の読み方 流れが見える読解マッピング』CD付 旺文社
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