英語勉強法

【朗報】無料で学べるディクテーション教材ですぐに英語力がアップしたww

読んでほしい人

日本人は英語が苦手。特にリスニングスピーキングが苦手。

かくいう私もリーディングはそこそこできるのですが、
リスニングが非常に苦手でTOEICのリスニングスコアは200点ちょっとでした。

リスニングが苦手
リスニングの勉強方法が確立しない
リスニングって上がらないのでは?と諦める

上記が私です。
様々な参考書や映画などで英語を聞き続けていたのですが、全く上がらず。。絶対できるようにならないじゃん!と当時は思ってました。

そこでディクテーションというものを発見し、早速取り入れたところ、あれよあれよと、1ヶ月でリスニングスコアが100点アップしました!
リスニングが少しできるようになったおかげで、外国人の友達と英語でのコミュニケーションもできるようになり、TOEICスコアも向上したことで自信もつきました!

リスニング苦手…といった方達にぜひディクテーションの学習方法をお伝えできればと思います!

 

 

ディクテーションとは

英語を勉強されているみなさん、ディクテーションという勉強法をきいたことはあるでしょうか?ディクテーションとはリスニングの力を養うためのトレーニング方法で、流れてくる英語音声をそのまま書き取るというものが一般的です。

主にリスニング能力を伸ばすためのものですが、聞いた英語をそのまま復唱するディクテーションもあります。書いたり読み上げたりすることで、耳でインプットした情報をそのまますぐにアウトプットすることによりライティング、スピーキングのどちらにも有効であり、英語を学ぶ上でとても重要な「聞く耳」を育てる初期プロセスに、ぜひ取り入れてみたい勉強法です。

100年以上前から行われている伝統的なメソッドで、一部の英語教師からは「古臭い」「つまらない」「教師が主体になりすぎで生徒のためにあまりならない」などと言われたりもしているこのディクテーションですが、正しく実践することで英語の学習にとても効果があるのです。

 

 

ディクテーションを経験してみたらTOEICのリスニングが100点あがった

それでは実際ディクテーションを勉強法に取り入れて、TOEICのスコアが上がった私の体験をお話ししましょう。

テレビCMなどでよく見かけていた「聞き流すだけで英語が話せるようになる教材」、みなさんもきいたことがあるのではないのでしょうか?
私もこの教材を使っていたこともあるのですが、ディクテーションの大きな違いは「聞き流す」ではなく「集中して聞く」です!もちろん「英語耳」を養う上で、たくさん英語を聞くというのはそれだけでもプラス効果はありますが、その結果急速にネイティブの話している英語が理解できるようになるわけではありません。

私もTOEICのリスニングでは、まず音声の早さについて行けず、更に分からない単語の出現により焦って頭の中が真っ白になってしまった苦い記憶があります。一文が長くなるほどに、どの形容詞がどの名詞にかかっているのか、どの単語を修飾しているのかこんがらがってしまい、話の筋を完全に見失っていたのです。パニックになったあと、問題を見ても答えられないのは当たり前です。

ところがディクテーションを勉強に取り入れ、集中して正しく聞き取るトレーニングを実践した結果、それまでついていけなかった音声の早さにもついていくことができ、リスニングをする際大切な「ポイントを押さえて聞く」ことができるようになっていたのです。なんとなく聞けているような気になっていた以前とは違い「理解している」ことを実感し、結果、実践前のスコア200を300にまで伸ばすことができたのです!

 

 

ディクテーションのメリット

レベルを選ばず実践できる

ディクテーションのメリットとしてまずあげたいのは、「どのレベルの学習者でも実践できる」ということです。特に英語を勉強し始めて間もない初心者にはとても有効な勉強法です。英語を聞き取ることができるようになる「英語耳」を育てるために、ビギナーの段階でたくさんの英語を集中して聞くということは、その後の正しい発音でのスピーキングやライティングに繋がっていきます。

初心者であればゆっくり/短めのシンプルな文を聞いて、耳を慣れさせていきましょう。そこから慣れてきたら早い/長めの文に挑戦していき、中級者であればより内容が複雑なものや専門用語も出てくるような内容に挑戦していくといいでしょう。

 

思い立ったその日から始めることができる

その次のメリットとしては「特別な準備やスクールに行かなくても始められる」ということです。せっかく有効的な勉強メソッドだとしても、受講費が高かったり始める前にいろいろな準備が必要となれば、なかなか毎日の勉強に取り入れづらかったりしますね。

ディクテーションは自宅にて一人で勉強でき、すぐに始められます。オンラインやCDの音声教材と紙とペンがあれば用意は大丈夫です。音声の英文スクリプトも答え合わせのため必要なので、合わせて用意しておきましょう。

ディクテーションに限らず他の勉強法もそうですが、少しずつでも毎日やるということが大事になってきます。仕事や学校から家に帰ってきて、すぐに一人でも実践できるというのは嬉しいですね。

 

リスニング以外にもうれしい効果

勉強法としてリスニング以外にも効果があるというのもディクテーションのメリットです。紙に正しく書き取ることにより、実際にネイティブの発音が文としてはどうなっているかを知ることができ、実際自分が喋るときにとても役に立ちます。

発音しないアルファベットや、単語と単語をくっつけたように発音することを、実際の綴りと結びつけて覚えることにより、スピーキングの時もより自然でネイティブに近い発音になっていきます。

また書き起こすという作業により、必然的にライティング能力もアップします。この一連の流れで「リスニング」「スペル」「発音」「ライティング」「正しい文法」を紐付けて勉強することで、自ずと英語全体が学べるのです。

 

 

シャドーイングとの比較

もう一つよく聞く「シャドーイング」という勉強法、ご存知でしょうか?

ディクテーションは「最後まで音声を聞いてから書き起こす/復唱する」、対してシャドーイングは「音声が聞こえ始めてすぐ、同時進行に追いかけながら復唱する」というメソッドです。

これを聞いただけで想像できますが、シャドーイングはかなり難しく中級者〜上級者向けの勉強法だと言えます。リスニング力アップのためにもいいですが、スピーキングに特に効果を発します。内容を完全コピーするよりも、耳で聞き取った直後に抑揚やリズムを真似るところに重点を置きます。しかし初心者の場合、音声と自分の声が重なるため正しく次の単語が聞き取ることができず、自分の発音が正しいかどうかを聞くことが困難になります。

ある程度ディクテーションにより英語耳が育ってきたら、よりスムーズにネイティブのような速さで話すための次のステップとして、シャドーイングを活用するのがいいでしょう。

 

 

ディクテーションのやり方

まずは短くシンプルな内容から

まずディクテーションを初めて実践する場合、長文ではなく短めでシンプルなものにしましょう。いきなり聞いて書き始めるのではなく、音声を流してだいたいの内容を理解することから始めます。なんとなく内容を推測できるようになるまで、繰り返し聞きましょう。

例文)
What will your mother have to do tomorrow afternoon?

全ての単語を最初から聞き取り理解する必要はここではありません。
またキーとなる単語、

  • mother(お母さん)
  • do(する)
  • tomorrow(明日)
  • afternoon(午後)

これらを正しく聞き取れるだけで、大まかな質問の内容が予測できます。まずは音声内のこれだけはキャッチしなければならない単語というものを聞き取れるようになれば、この文が「明日の午後、お母さんがする」ことを聞いているのだと理解できます。

 

パートに分けて書き取りの実践

次のステップは聞いたものを書き取る実践をしましょう。いきなり全文一気に書き起こすのではなく、文章をパートに分け徐々に慣らしていきます。その場合、意味の切れ目(途中でポーズが入るところ)などで区切るのが良いでしょう。

(例文)
Making coffee is easy, first, you need to grind beans. Then, you prepare the coffee filter.

全文聞き取りが難しい場合は、聞き取れたところで一時停止して書き起こします。

例文では、まずeasyの後でいったん区切ります。その後beansでも区切り、3つのパートに分けて聞き取ります。こうすることで一度に長い文章を全て覚えるプレッシャーもなくなります。慣れてきたらある程度まとまった長さの文章を聞き取っていきましょう。

 

くりかえし聞いてとにかく書く

次のステップは音声を何度も聞き直し、聞き取れていない箇所を埋めて行きます。簡単な文章であれば何度か聞いていくうちに聞き取れていくものですが、文章によっては時制の箇所や前置詞、冠詞など早いスピードで読まれていたり、知らない単語などは何度聞いても聞き取れないこともあります。

(例文)
Mr. Smith has looked into the well and he saw there wasn’t enough water to clean his tools.

この例文内だとwell(井戸)という単語が聞き慣れないものになるかと思います。意味や綴りがわからなくても、先ずは聞こえた通りカタカナでもいいので書き取って行きましょう。

その後、文章の後半に出てくるwater(水)という単語をヒントに水を貯める何かということを予想できます。

他は、

  • not enough water(十分な水ではない)
  • clean(洗う)
  • tools(道具)

を正しく聞き取れれば、大筋の意味を理解することができます。

 

英文スクリプトで自分の弱点を知る

次は聞き取ったものを英文スクリプトと照らし合わせ、どの部分が聞き取れていなかったかを確認します。ディクテーションをする大きな意味の一つは、自分の弱点を知るということです。

(例文)
We tried everything to prove a method for analyzing and evaluating a social problem and a management problem such as global environment problem.

この例文の中には、

  • method
  • evaluating
  • management

のように、日本語英語として英語での発音と少し違うように覚えてしまっている単語などは、実際にスクリプトで見ることにより、実際に思っていた発音と違っていたということに気づくことができます。

こうして「そもそも知らない単語だった」のか「間違った発音で覚えていた」のか「単語同士がくっついて発音の変化があり聞き取れなかった」のかなど、聞き取れなかった理由を知りましょう。

 

聞き取れなかった単語の分析と復習

そして最後に聞き取りだけをして終わるのではなく、弱点を知った上で聞き取れなかった単語を復習することが大事です。

(例文)
I drew this picture of the vase and some gerbera, the theme of this is strength and fragility of nature.

間違った発音で覚えていたため聞き取れなかったものは、正しい発音を覚えるチャンスです!

特にV、S、Th、Rの音はカタカナで単語を覚えてしまっていたらどちらかわからなくなってしまうものです。

  • vase
  • gerbera
  • theme
  • strength

などの単語は間違った日本語英語での発音になりがちなものです。こう言った単語をスペル、発音とともに学んで行くことで「リスニング」「ライティング」「スピーキング」力をバランスよく伸ばしていけます!

 

 

ディクテーションのコツ

自分を甘やかさないスピード

なるべくナチュラルなスピードの音声で聞き取りをすることです。英語の勉強を始めたばかりであれば「いきなりそんなスピードなんてついていけない!」と思うかもしれませんが、あまりにも不自然にゆっくりとしたスピードの英語を聞くだけでは、いつまでたっても通常の会話のスピードについていけるようにはなりません。

もちろん一言一句聞き取れるようになれればいいのですが、英検でのリスニング問題も英語圏ネイティブと会話するときでも、大切なのは何を言っているのか理解することにあります。細かい冠詞を全て聞き取ることよりも、ナチュラルなスピードの英語のだいたいを聞き取れるようになることを目標に、スピードは落とさず頑張りましょう。

 

フローを止めずにリズムとイントネーションに慣れる

リスニングの流れを止めないということも、大事なコツです。ディクテーションのやり方の中に、長文を全て聞き取ることが難しい場合、セクションで区切って聞いていくと書きましたが、「区切りすぎない」ということを覚えておきましょう。

わからないからと言って一単語ずつ一時停止して繰り返し聞くことは、最終的にネイティブが普通に喋っているスピードについていけるようになることにはつながりません。わからない単語は、綴りが間違っていてもいいから、カタカナでもいいから書くことが大事です。

日本語とは違う、英語の持つイントネーションや抑揚に慣れることで、始めた頃は何も聞き取れなかったのが、数ヶ月後には耳に入ってくようになります。

 

毎日の積み重ねが成功への早道

英語を勉強している人がぶつかる壁、「上達しない」。週に一時間程度、英会話スクールに通っている人が言っているのをよく聞きますが、語学上達の早道は、長時間でなくてもいいから「毎日やる」ことです。

ディクテーションも同じくです。数時間かけて難解で長文の音声を週に一度聞くのではなく、30秒〜1分程度の短くて自分のレベルに合った英語音声を、毎日一定期間続けて聞くことが大切です。

教材のレベルは、すべて簡単に聞き取れてしまうものではなく、何回も聞かないとわからないもので、かつ少し速いと感じるスピードのもがいいでしょう。英語学習もアスリートと同じで、常に負荷が少しかかるトレーニングメニューをこなすことで、伸びていくのです。

 

 

ディクテーションで学べる教材一覧