TOEIC

【真相】TOEICは就職活動に役立つのか?都市伝説に迫ってみた

就職活動における取り巻く環境

就職活動における取り巻く環境

日本の大企業は海外へぞくぞくと進出

日本経済のスタンスは、国内で商品を製造して海外へ輸出するのが一般的である輸出国でした。しかし最近では、海外の安い労働力を使って商品を製造し輸出するという形に成り代わっています。

三菱商事、住友商事、丸紅、などの当たり前に海外を視野に入れる商社はもちろんのこと、日本IBM、日産自動車、楽天、東京海上日動などなど日本の大企業はこぞって海外への進出を企てている、もしくはもうすでに進出しています

そもそも日本は十分な先進国です。もちろんのこと発展途上国を支援するだけの技術力があるのです。日本の産業をフル活用してアジアやアフリカの発展途上国の地で人材を利用すれば、それだけでビジネスチャンスになります。

発展途上国での雇用も増え、アジアやアフリカで経済効果をもたらすと同時に、日本経済も潤うことになります。
 
 
 

グローバル人材の必要性

海外で拠点を設けるとなると、駐在してくれる日本人が必要になります。しかも、ただ駐在して黙々と仕事をするだけの日本人社員ではなく、日本の技術を現地の人々に言語で伝えることのできるコミュニケーション力を持った日本人社員が必要になるのです。

まさにグローバルな人材、その人材に必須なのが公用語となる「英語でのコミュニケーション力」「サバイブ能力」「リーダーシップ力」なのです。

現地の労働力を統率するリーダーシップ、彼らと英語を使ってコミュニケーションをとり、現地でも力強くそして根強く新たな産業を根付かせるサバイブ能力の3つが不可欠です。

今言っているのは現地で新たなビジネスをしよう、というのではなく、日本で培った精巧な技術を海外へ伝えることを目的としています。「技術を伝える」という作業には莫大な時間と、人と人との関わり合いが必要不可欠です。

関わり合いの中で共通の言語がある、これほど心強いものはありません。
 
 
 

TOEICって企業は重視しているの?

TOEICって企業は重視しているの?

有名企業が求めるTOEICスコアの一例

TOEIC600点以上

ANA 600点 入社時
日本IBM 600点 入社時
JICA 640点 グローバル人材育成プログラム(インターン)

TOEIC700点以上

ユニリーバ 720点 採用募集要項
日産 730点 新卒採用「皆さんに期待する英語レベル」
アビームコンサルティング 730点 入社時
東京海上日動 730点 TOKIO MARINE Premium Seminar(2DAYS) /グローバルビジネス編
GE Healthcare 740点 EEDP・OMLP部門(理系)

TOEIC800点以上

楽天 800点 入社時
UBS証券 800点 In-House Environment Program Part Time
日本IBM 800点 マーケットデベロップメント部門(インターン)
GE Corporate 860点 FMP (Financial Management Program)
野村ホールディングス 860点 グローバル型社員
三菱東京UFJ銀行 900点 グローバルCIB

 

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TOEICスコアにおける期待度

TOEICスコアにおける期待度
 
 
 

TOEICスコアはもはや全員必要

こうしてみますと、TOEICスコアは企業に勤める者にはもはや全員必須のように感じられませんか?

800点とまではいきませんが、自分宛に書かれた簡単な仕事上のメモを読んで理解できるくらい、TOEIC600点くらいは英語力を身につけておいてほしいというのが会社側からしたら本音のところでしょう。

大学在学中なら時間がたくさんあるのでTOEIC700点くらいを目標に勉強を始めてみるのもいいでしょう。また、手っ取り早い方法だと留学するという手があります。筆者の友人ですが、英語が専門でもなんでもない女の子でした。

ひょんなことからオーストラリアに一年間留学することになり、なにも勉強せずにいきなり行ってしまったのですが、帰ってきたら試験勉強もなにもせずにTOEIC750点を叩き出したのでした。

費用面の問題もあるのでみんながみんなに留学をお勧めするわけではありませんが、手っ取り早くTOEICの点数をアップさせるのに効果的なのは確かです。そして間違いなく企業は英語ができる人材を求めているということです。
 
 
 

一方でTOEICの落とし穴…

一方でTOEICの落とし穴…
企業は高得点者を好む一方で、TOEICにはある重大な落とし穴があります。それはTOEICのための英語学習は、単なる点数を取るためだけになりがちな点に問題があります。

英語というのが「話す」「聞く」「読む」「書く」の4技能から構成されているのは周知の事実です。日本の英語教育ではこの4技能のうち「読む」「書く」をとても重要視しています。

中・高等学校でも英文法の授業や長文読解の授業が多かったと思います。そして英語のテストでスピーキングテスト(話す)やリスニングテスト(聞く)の量を考えてみるとリーディングテスト(読む)やライティングテスト(書く)に比べて極端に少ないです。

もはや、スピーキングテスト(話す)なんて、ないに等しいのです。これはTOEICにも同じことが言えます。スピーキングテスト(話す)なんて、ないに等しいのです。しかし、実際にビジネスシーンを想像してみてください。

話すことをせずにコミュニケーションを取り、日本の技術を伝えることができますか?答えはNOです。まだ、他の3技能がTOEICで少し補えたとしましょう。しかしスピーキング(話す)だけはTOEICではどうにもなりません。

英語を使用する最大の目的である会話でのコミュニケーション力をつけるにはTOEICではスピーキングに欠点が生じてしまうのです。

具体的な話ですと、「すごい!」という言葉ですが、「Super!」、「Awesome!」などという単語を使うのが普通でしょう。これは普段の英語教育からは学べません。生きた英語からでないと仕入れられない知識なのです。
 
 
 

重要なのはTOEIC×海外での実践経験

重要なのはTOEIC×海外での実践経験
結局のところスピーキング(話す)力がないとコミュニケーションは円滑にいきません。英語を話す機会がスピーキング力を育ててくれます。つまりTOEIC×海外での英語実践経験が就職では物を言うのです。

海外へ行ったことのある人ならわかるでしょう、座学の勉強だけでは英語は話せるようになりません。実際に人と接して、頭を使って英語を組み立てて、そして発音して通じ合って、初めて英語を話せるようになっていくのです。

この「コミュニケーション力」に加え自分ひとりだけが英語をうまく話せないという辛い環境でも生き残る「サバイブ能力」や、現地で人を統率するときに必要な「リーダーシップ力」も企業が求める力なのは言うまでもありません。

企業が求めるTOEIC○○点というのは単なる目安となる数値でしかなく、実際の英語でのコミュニケーション力を加味したうえでの点数です。ですので、TOEICが800点とれたところでコミュニケーション力、サバイブ能力、リーダーシップ力、がない人材など必要とされません

基礎的な単語や文章読解を学ぶのにTOEICは適していると思いますが、忘れてはいけないのは辛い環境でも周りと共に共存できる力も一緒に身につけるということです。